日本刀の色彩技法・漆・背景の装飾

色揚げというのは日本刀の金工作品の表面を特殊な薬品で処理することによって、金属が本来持っている色とは異なる色合いに仕上げるという手法だそうです。色揚げによっては赤銅は真っ黒に、朧銀地は緑灰色に、素銅は褐色に、山銅は黄色味のある褐色となるのだそうです。漆というのは、鍔の錆の進行を抑える目的があるそうです。鉄鍔には漆が塗布されることがあったそうです。最近でも名刀村正が漆なしのそのままの姿で公開されることが決まったそうです。錆が出ないためにずっと漆をまとっていたそうです。古刀匠鐔や古甲冑師鐔などの古い作には黒漆が残される例が多いそうです。江戸時代には透明な漆を鉄鍔の錆の上から塗布しているという例もあるそうです。

錆地漆というのは、漆によって錆の風合いを出している作品のことをいうそうです。抑揚変化のある石目地のような趣が感じられるそうです。磨地というのは、光沢のある平滑な地面のことをいうそうです。魚子地というのは、金工作品における主題の背景処理のひとつだそうです。鏨を使って魚卵状の微細な突起を全面に打ち施したものだそうです。粒子の大きさが揃っていて、列を乱さずに美しく並んだものは、作者の気迫が伝わってきてとても感動するものだそうです。石目地というのは、金工作品において主題の背景処理の技法の一つだそうです。鏨や酸によって腐食などで表面をざらつかせた質感に仕上げる手法だそうです。

大小多様な石目地があって、また、特殊な鏨による縮緬地、花文地、皺皮文地などの地模様も石目地の一種となるそうです。槌目地というのは、鉄鐔などの表面に表している肌目の一種だそうです。槌で鍛錬したところの痕を残したものだそうです。

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