日本刀の定義と特徴

一口に「日本刀」と言っても、「何を?」、「どこまで?」を言うのでしょうか。
ここでは、「日本刀」と呼ばれる刀の定義を考えてみたいと思います。

正直言って、「定義」というものは色々あったり、ハッキリしなかったりします。
よく聞くのが、平安時代後期から発達した刀であることが言われています。
また、鎬造りであり、反りがある、片刃の刀とも言われています。
長い大刀のほか、脇差しや短刀などの短い刀も含まれます。
なお、文化庁における定義と言う物があるようで、「素材の一部に玉鋼を用い、折り返し鍛錬で鍛えられ、焼き入れされて作られた刀」を言うようです。
これは、第二次世界大戦後、日本刀を武器として没収や廃棄されるのを防ぐため、政府は美術品としての地位を作りました。
そのため、美術品としての容姿を持ち、日本古来の製法により作られた、伝統に基づく工芸品であると認定する必要がありました。

・特徴
特徴も色々あります。
素材から見ると、たたら製鉄で砂鉄から玉鋼を作り出しています。
そして、工程では玉鋼を折り返し鍛錬で鍛えています
構造は、柔らかい鉄と堅い鉄、粘り気のある鉄を組み合わせ、柔らかい鉄を芯として、固い鉄で包み込むようにして作られています。
・見た目で言うと、片刃の刀です。
・弧状の形をした反りがあり、鎬造りがあります。
・刃には刃文と呼ばれる波形の焼き入れによる模様があります。
・装丁は、刀身に柄があり、鐔が付いています。
・刀身は鞘に収まっています。
・大刀のほかにも脇差しや短刀、小太刀や腰刀、小刀など、用途似合わせた刀そろっています。

日本刀は機能性に優れている上、造形美に優れた美術品としての価値が高い刀だと言ってもよいのではないでしょうか。

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